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ノンリコースローンとは、非遡及型融資と訳される貸付方法の一つです。
一般的にマイホームを購入する際には、購入する予定の不動産を担保にして借り入れを行ないます。
もしローンの返済が滞ってしまった場合には、担保となっている不動産を競売にかけるなどして残債に充て、それでも債務が返済しきれない場合には、残りの債務の弁済義務を負うことになります。
しかしノンリコースローンの場合、担保となっている不動産を売却し、債務が残ったとしても弁済義務はありません。つまり借り手に有利な融資方法と言えます。
ノンリコースローンは融資側にとっては返済不履行のリスクが大きくなるため、日本においてはあまり定着してないのが実情ですが、近年不動産投資家が増加しているため、ノンリコースローンを提供する金融機関も登場しています。
ノンリコースローンを販売することのメリットとして、一般的な住宅ローンに比べて金利を高く設定できるという点があります。
信頼性の高い不動産投資家に対しては、ノンリコースローンを提供することで、不動産投資を加速させるだけでなく、融資側も収益が得られるというウィンウィンの関係を構築することができます。
一方でノンリコースローンのデメリットは、融資側による審査基準が高いことでしょう。債務不履行に陥った場合には、担保不動産を売却することしかできないため、場合によっては損失が大きくなってしまうことがあるからです。
こうしたリスクを回避するため、金融機関は対象となる不動産の活用方法や投資による収益などの実態調査を行います。融資により収益を確実に得ることができるようにするため、日本では法人向けの商品というイメージが強くなっています。
リスクをできるだけ避けたいという金融機関の思惑が、よく現れていると言えるでしょう。
そしてノンリコースローンの融資金額や融資期間ですが、日本でいち早くノンリコースローンを取り入れた新生銀行では、最低融資金額を10億円以上としており、返済期間も3から5年と短くなっています。
これによって不動産投資家や不動産投資会社との綿密なコミュニケーションを図り、最適な融資プランを設定することができます。
ノンリコースローンは、不動産投資が活発に行われているアメリカではごく一般的な融資方法として知られています。
今後は、個人の不動産投資家に対してもノンリコースローンが定着することが見込まれており、これまでリスク重視に傾いていた融資傾向から、投資家重視の融資方法への転換が行なわれる可能性があります。
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