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住宅ローンの返済方法に、元利均等返済方式、また元金均等返済方式があります。
元利均等返済方式とは、借入当初から完済までの期間、ずっと同じ支払金額を返済する方法です。
毎月同じ金額を支払い続けるため、月々の返済計画や家計管理がしやすく、毎月の返済額も少額ですむというメリットがあります。その一方、トータルで見ると借入利息の支払額は大きくなります。
次に元金均等返済方式とは、元金を借入期間で割った金額と、元金の利息を一緒にした金額を支払う方法です。
この方法では、借り入れを始めたときは元金が多いので返済負担が大きくなりますが、返済を続けて元金が減っていくに連れて、返済額も少なくなります。また、元利均等返済方式に比べて、借入利息の支払総額が少ないのも特徴です。
例えば年3%の固定金利で1,000万円の融資を受け、240回払いで返済する場合の元利均等返済方式と、元金均等返済方式の返済額の違いを見ると、次のようになります。
1回目の返済額は元利均等返済方式が5万5,459円。元金均等返済方式が6万6,666円です。
120回目になると元利均等返済方式は5万5,459円と変わりませんが、元金均等返済方式では5万4,270円に減っています。
240回目では元利均等返済方式は5万5,459円、元金均等返済方式は4万1,770円。
240回で支払った総額は元利均等返済方式が1,331万255円、元金均等返済方式が1,301万2,429円となり、元利均等返済方式の方が29万7,826円多く支払うことになるのです。
20年間で約30万円を節約するか、月々の返済額を一定に抑えるかを比べて、ライフスタイルに合った返済方法を選ぶことが大切です。
ここでは1,000万円で試算してみましたが、不動産の購入となると、さらに何倍も多額の借金を背負うことになるので、慎重を期す必要があります。
例えば、元利均等返済方式の場合、現時点ではゆとりのある返済額であっても、将来お子さんの高校進学と大学進学が重なる場合は、月々の返済が負担になることも考えられます。このようなケースでは最初の負担は大きくても、十数年後には月々の負担が軽くなる元金均等返済方式を選ぶほうが返済しやすくなります。
ただ、現在住宅ローン商品は元利均等返済方式が主流になりつつあります。
元金均等返済方式の住宅ローンは大手銀行やフラット35などで取り扱っていますが、住宅会社の勧めるローン会社などでは元金均等返済方式のローンを扱っていない場合もあります。住宅ローンの選択は住宅会社のいいなりになるより、自分で判断し自分で選ぶことをおすすめします。
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